ノートの罫線とは、ノートにうっすら印刷された補助線のことです。
横罫は文字をまっすぐ書くのに便利で、方眼罫は図やグラフを書きやすいなど、罫線ごとに特徴があります。
今回の記事では、たくさんある罫線の種類と、罫線ごとにどう使い分ければよいかご紹介していきます。
ノートの罫線とは?
少し難しい漢字の罫線ですが、読み方は「けいせん」です。
冒頭でも説明しましたが、ノートの罫線(けいせん)とは、ノートにうっすら印刷された補助線のことです。
ノートといえば横に線が入っている「横罫(よこけい)」が一般的ですが、マス目状に補助線が入っている方眼罫など様々な種類があります。
ノート罫線の種類まとめ
まっすぐ等間隔に文字を書きやすい横罫ノート
罫線の中で最もスタンダードな「横罫」は、まっすぐ等間隔に文字が書けるのであとから見返しやすいのが特徴です。
学生の頃に一番よく使ったノートではないでしょうか?
横罫には〇〇罫といった罫線の名前がついており、それぞれ行の幅が異なります。
7mm罫幅のA罫(普通横罫)
A罫(普通横罫)は、罫幅が7mmのノートです。
ゆったり目に文字を書くことができるので、行と行の間に空間ができやすくあとで読み返しやすいです。
6mm罫幅のB罫(中横罫)
B罫(中横罫)は、罫幅が6mmのノートです。
A罫と比べると、数字上はたった1mmの違いですが、実際に書いてみるとかなり違った印象を受けます。
具体的には、B5サイズのノートの場合、A罫だと30行なのが、B罫だと35行も書くことができます。
5mm罫幅のC罫(細横罫)
C罫(細横罫)は、罫幅が5mmのノートです。
A罫、B罫と比べると、かなり細い幅なノートで、小さい文字をびっしり書きたい人におすすめです。
C罫まで細くなると、ペン先も細いものにしないと書きにくいです。
8mm罫幅のU罫(太横幅)
U罫(太横幅)は、罫幅が8mmのノートです。
ゆったり目のA罫よりさらに1mmプラスされるので、あとからメモを書き足していくスタイルの方にぴったりです。
10mm罫幅のUL罫(極太横罫)
UL罫(極太横罫)は、罫幅が10mmのノートです。
8mmのU罫にさらに2mmプラスした幅なので、大きい字を書いていく用途にぴったりです。
図やグラフを書きやすい方眼罫ノート
「横罫」の次によく使われる「方眼罫」のノートは、図やグラフが書きやすく情報を整理するのにぴったりなのが特徴です。
「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?」という書籍が発売されるなど、どんどん人気になってきている罫線です。
きれいに情報を整理しやすいドット罫ノート
「ドット罫」は「方眼罫」をさらにシンプルになっているため、方眼罫だと少し線がうっとおしいけど情報をきれいに整理したい方にぴったりです。
ブランドによってはドット方眼とも呼ばれることがあります。
アイデアを広げる無地ノート
「無地」はその名の通り罫線が一切入っていないノートのことで、罫線に縛られず自由に書き込みたい人にぴったりです。
罫線の種類まとめ
ノートの罫線は大きく分類すると、横罫、方眼罫、ドット罫、無地の4種類です。
- まっすぐ等間隔に文字を書くには横罫を
- 図やグラフを書いてきれいに整理したい場合は方眼罫もしくはドット系を
- とにかく自由に何でも書きたい場合には無地を