授業の板書や予習復習、そして資格の勉強など、さまざまなシーンで活用できる勉強ノート。
勉強ノートには、サイズや罫線の幅などさまざまな種類が展開されているので、どれがいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事を読むとこんな悩みが解消します。
ポイント
- どうやって勉強ノートを選べばいいか分からない
- どんな勉強ノートを選べばいいか分からない
目的に応じて、あなたにピッタリな勉強ノートを選んでみましょう。
お急ぎの場合は「勉強ノートのおすすめ5選」にジャンプ。
勉強ノートの7つの選び方
勉強ノートと言っても、ノートの種類によって綴じ方やサイズが異なります。
使いやすいと感じるノートは個々によって違うので、勉強ノートを選ぶ際にチェックしておくべき7つのポイントをご紹介。
以下7つのポイントをチェックしながら選ぶことで、あなたに合ったノートを見つけられるはずです。
- 綴じ方は折り返して使いたいかどうか?で決める
- サイズは利用シーンに合わせる
- 罫線は書き込む量で決める
- 書き込む量が多いほど細い罫線を選ぶ
- 必要に応じて罫線に工夫があるものを選ぶ
- 書き心地が気になるなら紙の質は重要
- 見た目を気にするならバリエーションの豊富さをチェック
綴じ方は折り返して使いたいかどうか?で決める
勉強ノートの綴じ方には、大きく分けて「綴じノート」と「リングノート」の2種類あります。
一般的に大学ノートと呼ばれるものが、綴じノートです。
綴じノートは、リングノートと比べるとかさばらないことが特徴的。
そして、フラットに開けるため、ノート全体に記入できます。
また、リングノートに比べると安く購入できることもメリットだと言えるでしょう。
しかし、綴じノートはページの切り取りがしにくく、誤って文字が記入されている中央部分まで切り取ってしまったり、別のページまで切り取ってしまったりする恐れもあるのです。
また、デスク上のスペースが狭いときに、ノートを半分に折り返せないため、綴じノートで勉強する際はスペースが必要になります。
リングノートはノートの綴じ部分がリング状になっているので、半分に折り返せることが特徴です。
そのため、狭いスペースで勉強する方や、立ちながらノートに記入したい場合などに役立ちます。
しかし、リングノートはリング部分が邪魔となり、リングのある周辺部分への記入ができません。
また、リングが手に当たって痛いという意見もあり、ノートの全面に記入することが難しいでしょう。
サイズは利用シーンに合わせる
さまざまなサイズの勉強ノートが販売されています。
どのようなシーンで勉強ノートを利用することが多いかで、サイズを決めるといいですよ。
学校の授業などで使われることの多い一般的なノートは、B5サイズのものがほとんどです。
A4サイズよりもひと回り小さなサイズになっており、机の上に広げても利用しやすいと言われています。
そのため、机の上に広げて利用することが多いなら、B5サイズのものを選ぶといいでしょう。
B5は、どんな文房具店に行っても1番売られているサイズなので、見つけやすいです。
B5サイズだと大きいと感じる方におすすめなのが、A5やA6のノート。
A5やA6のノートはB5サイズよりもコンパクトなので、ノートの持ち運びにも便利です。
ノートはできるだけコンパクトなものにしたい方や、持ち運んで使うことが多い方におすすめなサイズだと言えます。
書き込む量が多いほど細い罫線を選ぶ
罫線とは、ノートに引かれている横線のことです。
罫線の幅にもさまざまな種類が販売されています。
一般的な罫線の幅だと言われているのが、7mm幅です。
少し幅が狭めではあるものの、6mm幅の罫線もおすすめ。
特にノートのサイズが小さいなら、7mmよりも6mm幅のほうが適しているでしょう。
ノートのサイズが小さく、かつ罫線の幅が広いとそれだけ記入できる量が少なくなるからです。
罫線が5mm以下のものを選ぶ場合には、1行置きに記入するのがおすすめ。
見返すために勉強ノートを作成する場合は、文字の間隔が狭すぎると見返しにくくなってしまうからです。
また、ふりがなや日本語訳など、文字の上部分に記入したい場合は、罫線8mmのノートもいいでしょう。
罫線8mmのノートは、幅が広いので2行書くこともできますよ。
必要に応じて罫線に工夫があるものを選ぶ
一般的な罫線は、薄い色で横に引かれているものがほとんどです。
中には、ドット入り罫線の入っているノートや、罫線が方眼状になっているノートもあります。
ドット入り罫線は横線の他に、等間隔でドットが記入されているものです。
ドットが入っていると、真っ直ぐな縦の線や図形が書きやすくなるメリットがあります。
それだけでなく、ドットが文字間隔の目印にもなるので、見返しやすいノート作成もできるでしょう。
また、罫線の色も重視すべきポイントです。
罫線の色はノートの種類ごとに異なり、中には濃い色で罫線が印刷されているものもあります。
あまりにも濃い色だと、記入した文字が見にくくなるデメリットもあるので注意が必要です。
書き心地が気になるなら紙の質は重要
文字の書きやすさを重視するなら、紙の質でノートを選ぶこともおすすめです。
一般的なノートは「上質紙」と呼ばれるもので製造されています。
上質紙の特徴は、なめらかに記入できることです。
「書き心地は特に重視しない」という方は、「中質紙」を選んで価格を抑えるのも1つの手だと言えます。
見た目を気にするならバリエーションの豊富さをチェック
ノートのバリエーションの豊富さも意識すべきポイントです。
特に、色でノートの種類を分けたい方は、そのノートがカラー展開されているかどうかも見ておくといいでしょう。
色で種類を分けることによって、一目でノートの区別がつくので便利です。
また同じサイズ、デザインのノートを長く使いたいと考えている方は、そのノートが入手しやすいかどうかもチェックしておきましょう。
勉強ノートのおすすめ5選
ここからは、勉強ノートのおすすめを5つ紹介します。
ノートの種類によって特徴が異なるため、カラー展開重視なのか、書き心地重視なのか、など、あなたの好みで決めてみてくださいね。
コクヨ キャンパスノート ドット入り 罫線
コクヨのキャンパスノートは5色パックで販売されているので、用途ごとにノートの色を分けて使いたい方にピッタリです。
また、罫線にドットが入っているので、綺麗にノート作りができます。
綴じノートのデメリットとして、1枚1枚切り取りにくいことが挙げられました。
しかし、コクヨのキャンパスノートは一般のノートとは異なる「無線とじ」を採用しているため、比較的切り取りやすいことが特徴です。
罫線は、書きやすいと言われている7mmと6mmのものがあるので、使いやすい方を選ぶといいでしょう。
ツバメノート クリーム B5 罫線7mm
こちらのノートは、1953年から長い間愛されている歴史のあるものです。
ツバメノートの特徴は、書き心地の良い「OKフールス紙」を利用している点。
鉛筆での書き心地はもちろん良いですが、水性ペンで書いてもインクを弾くことがありません。
A4サイズとB5サイズのサイズ展開があり、B5サイズは罫線のバリエーションも豊富に用意されています。
ノートの表紙は落ち着いたデザインなので、年齢や性別問わず使えるでしょう。
アピカ プレミアムCD ノート 罫線 B5
ノートの書き心地を最重視する方におすすめしたいノートです。
紙の品質にこだわって作られており、オリジナルの上質紙を利用しています。
シャープペンやボールペン、蛍光ペンなどどんな筆記用具を利用しても、書きやすさを感じられることが特徴的です。
罫線のタイプは横罫と方眼のものがあり、さらに自由にノート作成をしたい方のために無地のものも用意されていますよ。
コクヨ ソフトリングノート A5 ドット入り 罫線
リングノートのデメリットは、リング部分が手に当たって痛かったり、リング周辺に文字が書けなかったりすることでした。
しかし、こちらのノートは樹脂でできた「やわらかリング」を採用しているので、リング部分が手に当たっても気になりません。
そのため、こちらのノートであれば、リングノートのデメリットはほぼ感じずに利用できると考えていいでしょう。
さまざまなカラー展開がされているので、目的ごとに色分けをして使いたい方にもおすすめです。
5.キングジム リングノート テフレーヌ A5 B5
こちらのリングノートはリング部分が上下にしかないので、手にリング部分が触れにくい設計になっています。
そのため、リング部分に手が当たって痛い思いをせず、ストレスなく勉強できるのが特徴です。
さらに、リング部分が開閉するので、ページの位置を交換したり、ページを追加したりできるのも便利な点だと言えるでしょう。
用途に合わせて勉強ノートを選んでみよう!
あなたにピッタリなノートを選べると、勉強効率が上がったり見返しやすいノートが作れたりできます。
手が痛くなると避けられがちなリングノートも、ソフトリングノートやリング部分が上下にしかないタイプのものを選ぶことで、綴じノートと書き心地は変わらず利用できるようになりました。
今回紹介した勉強ノートを選ぶ際の7つのポイントを参考に、用途に適したノートをぜひ見つけてみてくださいね。
↓ 種類・サイズ・年代・用途ごとに厳選したおすすめノートをご紹介 ↓
関連ノートのおすすめ20選!勉強用からおしゃれなものまで利用シーンごとに整理