A5サイズは、A4サイズの半分のノートです。
ビジネスや勉強、さらには日記や家計簿など、使い勝手が多いのが特徴だと言えます。
そこでこの記事では、A5ノートの使い道や、ノートの選び方、おすすめのA5ノートをご紹介。
A5ノートの中にもさまざまな種類があるので、用途に合った1冊を見つけていきましょう。
お急ぎの場合は「A5ノートのおすすめ3選」にジャンプ。
A5サイズとは?
A5サイズは、148mm×210mmの大きさです。
A4サイズのちょうど半分の大きさで、学生ノートとして使われることの多いB5サイズのひと回り小さい大きさを指します。
あまり馴染みのない大きさかもしれませんが、実はさまざまなシーンで利用されているのがA5サイズのノートです。
A5サイズのノートはどんな時に使う?
A5ノートは、スケジュール帳や、家計簿、そして打ち合わせの際などに書き留めるためのメモ帳として使われます。
B5サイズよりもひと回り小さいので、小さめのバッグでも持ち運びがしやすかったり、机のないところでも書き込みやすかったりなど、さまざまなメリットがあるのです。
学生は、主にB5ノートを使うことが多いですが、大切な要点だけをまとめたノートはA5サイズで作るのがおすすめ。
A5ノートなら通学中の電車内などでも広げやすく、隙間時間を使って勉強できますよ。
A5ノートの選び方
A5ノートは、大きすぎず、小さすぎずのちょうどいいサイズ感が特徴です。そのため、持ち運びに適していて、省スペースでも書き込めますよ。
「A5ノート」と言っても、罫線や綴じ方の種類など、さまざまな仕様があります。用途に合わせて、適切な仕様を選ぶことが大切です。
そこでここからは、A5ノートのおすすめな選び方を3つに分けて紹介します。A5ノートを選ぶ際には、以下の点に着目してみてください。
<ノートの選び方>
・罫線の種類
・ページの紙質
・ノートの綴じ方
順番に解説していきます。
罫線の種類
罫線とは、ノートのページに印刷されている薄い線のことを指します。
ノートの罫線は、大きく分けて「横罫」と「方眼」の2つです。
横罫は等間隔に横線が引かれているもので、方眼は同じサイズの正方形がページに敷き詰められています。
横罫の幅にも「6mm」「7mm」「8mm」と種類があり、一般的な罫線幅は7mmタイプです。
文章を中心に書き込む人は横罫、図や表などを書き込む人は方眼がおすすめ。
方眼は、横の線だけでなく縦の線も合わせられるため、図や表などをきれいに書き込めますよ。
また、横罫の中には等間隔にドットが入っている「ドット罫」を採用しているノートもあります。
ドット罫のノートは、横罫と方眼のいいとこ取りをしたタイプだと言えるでしょう。
そして、罫線が何も書き込まれていない「無地」タイプもあります。
ページを自由に使いたい人は、無地タイプを選ぶのがおすすめです。
ページの紙質
ノートによって、ページの紙質はさまざまです。
価格よりも書き心地を重視したい人は、「上質紙」を使ったノートを選ぶのが適しています。
上質紙は、滑らかな書き心地を実感できるだけでなく、他のページにインクが色移りしにくいため、見返しやすいノートを作ることも可能です。
そして、ノートの耐久性にも優れているので、上質紙を使ったノートは保存にも向いています。
一方で、「ノートはあまり見返さない」「書く量を重視したい」という人は、上質紙よりも手に取りやすい価格の中質紙を選ぶといいでしょう。
ノートの綴じ方
ノートの綴じ方は、「糸綴じ」「リング綴じ」の2種類に分けられます。
糸綴じとは、接着剤や糸を使ってノートを綴じているもので、リング綴じは1本または2本のリングを使ってノートを綴じているものです。
どちらにも、メリットとデメリットがあるため、用途に応じて使い分けるのがおすすめだと言えます。
糸綴じタイプは、ノートをフラットに開くことはできるものの、半分に折り曲げにくい点がデメリットです。そして、ページが切り離しにくいため、真っ直ぐに切れなかったり、隣のページも一緒に切れてしまったりします。
リングタイプは、リング部分が出っぱっているので、ページの中央にいくにつれて文字が書きにくいデメリットがあります。しかし、リング部分でノートを折り返して使えるため、立ったまま書き込むことが可能です。また、糸綴じタイプに比べるとページをきれいに切り離しやすいので、書き込んだページを切り離しながら使いたい人におすすめできます。
おすすめのA5ノート3選
ここからは、おすすめのA5ノートを3つに分けて紹介します。
それぞれのノートに異なった特徴があるので、用途に合わせて選んでみてください。
<おすすめのA5ノート>
・コクヨ ソフトリングノート ドット入り罫線 A5
・ミドリ MDノート A5 方眼 横罫
・ニトムズ STALOGY ノート A5 方眼 無地
コクヨ ソフトリングノート ドット入り罫線 A5
コクヨのソフトリングノートは、リング綴じタイプの欠点を軽減してくれている優れものです。
コクヨが独自に開発した「やわらかリング」を採用しているので、リング部分が手に当たっても邪魔にならず、綴じノートと同じ感覚で書き込めます。
そして、ノートの中央部分にはミシン目がついているので、リング部分ではなくミシン目で切り離すことで、真っ直ぐきれいにページを切り離せる点がメリットです。
こちらのノートはドット入りの横罫タイプのため、縦の線もきれいに合わせられます。文章だけでなく、図や表を書き込みたい人にもおすすめです。
ミドリ MDノート A5 方眼 横罫
やさしいクリーム色のシンプルな表紙が特徴的なMDノートです。MDノートの魅力は、書き心地が滑らかなこと。MDノートが独自開発した、オリジナルの筆記用紙を使用しています。
万年筆で書き込んでも、インクがにじんだり、色移りしたりしません。
そのため、表紙の華やかさやデザインよりも、書き心地を最優先にしてノート選びをしたい人に適しています。
MDノートには、方眼、横罫、無地タイプすべて揃っているので、用途に合わせて罫線のタイプを選んでみてくださいね。
3.ニトムズ STALOGY ノート A5 方眼 無地
スケジュール帳のような、おしゃれな表紙を採用しているニトムズのノートです。表紙には、丈夫なクロス紙を使用しているので、保存にも適しています。
ニトムズのノートは、365日毎日使う人をターゲットとしているため、368ページで構成されている点が特徴です。
そのため、スケジュール帳を自作したい人や、日記をつけたい人におすすめできます。ページ数が多いものの、薄くて軽いので、持ち運びにもぴったりです。
まとめ:コンパクトで持ち運びがしやすいA5ノートは使い道が豊富!
ノートと言えば、B5サイズの大学ノートを想像する人が多いはず。しかし、B5ノートは机の上での書き込みに適しているため、持ち運びしたい時や立ったまま書く時には少し大きいと感じてしまいます。
そのような時は、この記事で紹介したA5サイズのノートを使うのがおすすめ。A5サイズのノートなら、持ち運びもしやすく、サッと書き込みたい時に便利です。
会議中のメモなど、ビジネスシーンでも使えますし、学生なら要点だけをまとめた「まとめノート」としても使えます。
その他にも、日記や家計簿、スケジュール帳としても使いやすいサイズなので、使い道が豊富です。
この記事を読んで、あなたにぴったりの1冊を選んでみてくださいね。
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