AKG(あーかーげー)の「Y500」というBluetoothヘッドホンが2018年10月12日(金)に新発売。
ヘッドホンを外すと音楽が自動でストップしてくれる機能が特徴です。
かっこよさに惚れてしまい購入したので、AKG「Y500」の音質、自動再生・ストップ機能、使ってみた感想をレビューします。
AKG(あーかーげー)とは?
AKGは、オーストリアのウィーンで設立された音響メーカーです。「えーけーじー」と読みたくなるところですが、母国語がドイツ語のオーストリアでの読み方は「あーかーげー」です。
販売店などでは「エーケージー」と英語読みされることが多いですが、AKG好きな人は本場でのドイツ語読みをする人が多いかもしれません。
1993年以降HARMANの傘下に入っているため、「AKG by HARMAN」というブランドが展開されています。
AKGの他の商品レビューはこちらから
AKG Y500 のレビュー
AKG K374 のレビュー
AKG N20 のレビュー
AKG Y500 とは?
AKGのヘッドホンといえば、王道のKシリーズや、クインシー・ジョーンズのとコラボした「Qシリーズ」が有名でしたが、新たに「Yシリーズ」が登場しています。
“YOUNGPRO”のために開発されたYシリーズは、20代~30代を中心とした若いミュージック・ラヴァー向けのスタンダードモデル。技術に裏打ちされた音質と洗練されたデザイン性が高次元で両立。
AKGの公式ページより
そんなYシリーズの新作が今回ご紹介する「Y500」です。
AKG Y500 の特徴
約2.5時間の充電で最大約33時間ワイヤレス再生ができるので、充電には困りません。
有線としても使用可能なマイク付きの1ボタンリモコンケーブルが付属します。
高性能40mm径ダイナミックドライバー採用
AKG Y500 WIRELESSは、高性能40mm径ドライバーを採用しています。
ドライバ口径とは、ドライバーユニット内のダイアフラムと呼ばれる振動板の大きさを示していて、一般的には口径が大きいほど音質が向上すると言われています。
しかし、ドライバー口径が大きくなればなるほど、強度を保つためにがっしりした作りになるので早い振動が必要な高温域の音が苦手になってしまいます。
オーバーヘッド型のヘッドホンでは30mmから53mmのものが多く、Y500は40mmなので中位の大きさといえるでしょう。高性能40mm径ドライバーにより、豊かな低音とクリアな中高域が実現されています。
オートプレイ/ポーズ機能
AKGの新作ヘッドホンには、オートプレイ/ポーズ機能が搭載されています。ヘッドホンを外すと音楽を自動的に一時停止し、身につけると再生を再開してくれる機能です。
イヤーカップ部分のセンサーが耳との距離を認識していて、装着後のイヤークッションの形が変化すると検知する仕組みになっています。いちいちボタンを再生ボタン押さなくていいので、すごい便利です!
アンビエントアウェア機能
アンビエントアウェアは、ボタンを押すだけで音楽再生ボリュームを60パーセント落としてくれる機能です。
周囲の音の聞こえやすさを調節してくれる機能で、電車の中のアナウンスを聞くときに便利ですね。
マルチポイント機能
最大2台のデバイスに同時接続が可能な「マルチポイント」機能も搭載されています。
会社とプライベート用のスマートホンを同時接続し、プライベート用の方で音楽を聴きながら、会社のスマートホンからの入電を受けることもできます。
AKG Y500 のスペック
製品名 | Y500 WIRELESS |
---|---|
タイプ | 密閉ダイナミック型Bluetoothワイヤレス(オンイヤー) |
カラ- | ブラック、ブルー、グリーン、ピンク |
Bluetooth | バージョン4.2 ※Class 2(通信距離10m、障害物がない場合) |
対応プロファイル | A2DP v1.3、AVRCP v1.5、HFP v1.6 |
対応コーデック | SBC、AAC |
周波数特性 | 16Hz – 22kHz |
感度 | 92dB/mW |
インピーダンス | 32Ω |
重量 | 230g |
連続使用時間 | 充電時間 約2.5時間 |
音楽再生・通話時間 | 約33時間 |
急速充電対応 | 約5分充電で約1時間再生可能 |
付属品 | ヘッドホンケーブル、充電用USBケーブル、キャリングポーチ |
AKG Y500 ラインナップ
カラーラインナップは、ブラック、グリーン、ピンク、ブルーの4種類。
ブラック(Black)
グリーン(Green)
ピンク(Pink)
ブルー(Blue)
AKG Y500 を購入した感想
今回購入したのはブラック。ブルーと迷ったのですが、ブラックのかっこよさに惚れてしまいました。
ヘッドホンを付けてみた感じ
ヘッドホンによっては耳が痛くなりがちですが、Y500は痛くならなそうです。クッション部分が分厚いので、やわらかく耳を包んでくれます。重量も230gとヘッドホンの中では軽めの方なので、1時間ぐらいならつけっぱなしでも全然気にならないでしょう。
オートプレイ/ポーズ機能の感想
機能一覧でもご紹介しましたが、「オートプレイ/ポーズ機能」は、ヘッドホンを外したときに自動検知して音楽をストップしてくれ、ヘッドホンをつけたら自動再生してくれる機能です。
使ってみるまでは、本当に自動で検知してくれるのかなと正直思っていました。使ってみるとびっくりで、見事に音楽が止まってくれて、またつけると自動で再生してくれました。
AKG Y500 のまとめ
AKG Y500 はクールなデザインだけでなく、魅力的な機能がたっぷりつまったヘッドホンです。
価格も約15,000円とそこまで高くないので、ヘッドホンをはじめて買う方にもおすすめです。