ノートを色分けすることで、内容の理解につながったり、見返しやすいノートを作れたりするメリットがあります。とはいえ、具体的な色の使い分けや、どの文房具を使って色分けしたらいいか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、おすすめなノートの色分け方法を中心に、色分けする際に気をつけることや色分けするメリットなどを紹介します。
これから色分けしてノートを作っていきたい人は、ぜひ参考にしてください。
ノートを色分けすべき3つの理由
まずは、ノートを色分けすべき3つの理由を紹介します。
ノートを色分けする時間は必要になるものの、色分けすることによって勉強効率の向上が期待できるのです。
ノートを色分けすべき3つの理由は以下の通り。
<ノートを色分けすべき3つの理由>
- ノートを見返したときに理解しやすくなるから
- 整理しながらノートを作ることができるから
- ノートの見た目がきれいになり、勉強への意欲が上がるから
順番に解説していきます。
ノートを見返したときに理解しやすくなるから
ノートを作成している時は理解できていても、時間が経つとノートに書いた内容は忘れてしまうもの。1色で書かれたノートよりも、色分けされたノートのほうが見返したときに理解しやすいです。
その理由は、ノートが色分けされていることで、重要な部分が一目で分かるから。ゆっくり見返す時間がなければ、色分けされている部分を重点的に復習すればいいので、勉強の効率が上がりますよ。
整理しながらノートを作ることができるから
ノートを色分けすることは、見返しやすくするだけでなく、ノートを作成している時点での理解が深まる点もメリットです。ノートを色分けしながら記入していくことで、「この部分は重要だから色をつけておこう」「この部分は理解しにくかったから、必ず見返せるように色で目立たせておこう」など、情報を整理しながらノート作成できます。
1色でただ書き写しているだけでは理解しにくいため、ノートを色分けするのがおすすめです。
ノートの見た目がきれいになり、勉強への意欲が上がるから
当然ながら、1色で書かれたノートより、色分けされていて、きれいにまとめられたノートのほうが見た目が良くなりますよね。見やすいノートで復習することによって、勉強へのモチベーションも上がるはず。ノートを色分けすることは、単に勉強効率が上がるだけではなく、勉強への意欲も上がるメリットがあります。
ノートを色分けする際に注意すべき3つのこと
ノートを色分けすることによって、勉強内容への理解が深まるだけでなく、勉強の効率が上がるメリットがあります。次に、ノートを色分けする際に注意すべきことを見ていきましょう。この3つの内容を押さえておくことで、より見やすいノートを作ることができますよ。
<ノートの色分けでの注意点>
- 色を多く使いすぎない
- 各色に意味を持たせて使う
- 好きな色をベースに色を決める
順番に解説していきます。
色を多く使いすぎない
ノートの色分けは、単に色を多く使えばいいというわけではありません。使う色を多くしすぎると、かえってノートが見にくくなってしまいます。
また、色をつける箇所を多くしすぎてしまっても、どの部分が重要なのかが分からなくなるため、注意が必要です。おすすめの色分け方法は後ほど紹介しますが、使う色は3色程度に抑えておくのがいいでしょう。
各色に意味を持たせて使う
ノートの色分けをする際には、各色に意味を持たせて使いましょう。意味を持たせずに色分けしてしまうと、「ここに色がついている理由は何だったっけ?」と思い出せなくなってしまうからです。例えば、「赤色は最重要事項」などと色ごとに意味を持たせることで、色をつけた意味が一目で分かるようになりますよ。
好きな色をベースに色を決める
先に述べたように、ノートを色分けするのは勉強の効率化のためだけでなく、勉強へのモチベーションが上がるのも1つの理由です。そのため、ノート作成をできるだけ楽しいものにするためにも、あなたの好きな色をベースに色を決めるのがポイント。そうすることで、あなた好みの色で作成されたノートが完成し、見返すときも楽しくなるはずですよ。
ノートの色分け方法のおすすめは?
ここまで、ノートの色分けをする理由や、ノートの色分けをする際の注意点を解説してきました。最後に、ノートの色分け方法を具体的に見ていきます。
「どんな風にノートを色分けしたらいいか分からない!」という人は、以下の内容を参考にしてみてくださいね。ここからは、主に2つの点を解説していきます。
<おすすめなノートの色分け方法について>
- どんな色を使ってノートを色分けするべきか
- どんな文房具を使って色分けするべきか
順番にみていきましょう。
どんな色を使うべきか
結論からいうと、どんな色を使うべきかは、個々の好みです。色の使い方にルールがあるわけではないので、基本的には好きな色を使ってノートの色分けをすれば問題ありません。
一般的に言われている色分けの例を以下に紹介します。
- 赤色=最重要事項
- 青色=押さえるべきポイント
- 緑や黄色=補足事項
特に、使う色にこだわりのない人は、この3色を使い分けるのがおすすめです。
もしくは、好きな系統の色を使い分けるのもいいでしょう。
例えば、ピンク系が好きなら、濃さの違うピンク色を3色用意し、それぞれの色に意味を持たせてノートを作成するのも可愛らしさが出ますね。
あなたがノートを見返したときに一目で分かれば問題ないので、あなたなりのルールを作ってノートを作成していきましょう。
どんな文房具を使って色分けすべきか
色分けの具体的な方法が分かったら、どの文房具を使って色分けするか決めていきます。色分けの方法としては、色つきのボールペンで書き込んでいく方法と、黒のボールペンで書き込んだ後に、色つきの蛍光マーカーでなぞっていく方法の2種類です。ノートの色分けに使えるおすすめの文房具を紹介していきます。
<色分けにおすすめな文房具>
- ゼブラ 蛍光ペン マイルドライナー
- スタイルフィット 3色ホルダー
- パイロット 消せる3色ボールペン フリクションボール
ゼブラ 蛍光ペン マイルドライナー
色分けにおすすめな蛍光ペンは、ゼブラのマイルドライナーです。マイルドライナーの魅力は、カラー数が豊富なこと。そのため、ビビットカラーで色分けしたい人も、パステルカラーで色分けしたい人も、好みのカラーが見つかるはずです。さまざまなキャラクターとコラボしているものもあり、より楽しく勉強できますね。
例えば、落ち着いた色味を使いたい人は「ナチュラルマイルド5色セット」、ビビットカラーで派手なノートを作りたい人は「晴れやかマイルド5色セット」がおすすめです。
色の選び方に迷ったら、↓の記事を読んでみて下さいー!
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マイルドライナーの色の選び方や組み合わせ例を集めてみました!
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スタイルフィット 3色ホルダー
スタイルフィットは、好みの色を3色取り付けて、1本のボールペンになるもの。3本のペンを持ち変える必要がないので、ノート作成のスピードも上がること間違いなし。また、ペンの太さや油の質なども複数展開されているため、好みのカラーや太さであなただけのオリジナルボールペンを作ることができますよ。
パイロット 消せる3色ボールペン フリクションボール
消せるボールペンでノートを作成したい人は、パイロットのフリクションボールがおすすめです。修正テープなどを使ってしまうと、ノートの見栄えが悪くなりがち。フリクションボールを使えば、摩擦熱でボールペンでも消せるため、ノートの見栄えを維持できるメリットがあります。スタイルフィットのように、レフィルも販売されているので、コスパも良い点が魅力です。
まとめ:好みのカラーを選んで、見やすいノートを作ってみよう!
ノートを色分けすることで、勉強効率や勉強へのモチベーションが上がります。とはいえ、色の数が多ければいいというわけではないので、使う色は3色程度にしつつ、見やすいノートを作っていきましょう。好きな色を使って、楽しくノート作成をしてみませんか?